はじめに
マインクラフトは、自由に世界を作り冒険できる人気のゲームですが、その世界にはプレイヤーの間で語られるさまざまな都市伝説が存在します。一部の噂は単なる創作ですが、中にはプレイヤーが実際に体験したと報告しているものもあります。
今回は、マインクラフトにまつわる代表的な都市伝説を紹介し、その内容や起源、考えられる背景についても詳しく解説します。
ヒーローブライン(Herobrine)とは?
マインクラフトで最も有名な都市伝説が「ヒーローブライン」です。彼は目が白く光る謎の人物で、プレイヤーの世界に現れると言われています。
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外見の特徴
ヒーローブラインは、通常のスティーブとほぼ同じ姿ですが、目が完全に白く、不気味な雰囲気を持っています。 -
奇妙な行動
ヒーローブラインが現れると、ランダムに建築物を作ったり、木の葉を切り落としたりすることがあるとされています。時にはプレイヤーの後をつけてくることもあるようです。 -
Notchの弟説
一部の噂では、ヒーローブラインはマインクラフトの開発者Notchの亡くなった弟の亡霊であると言われています。しかし、Notch本人はこの噂を完全に否定しています。
エンティティ303(Entity 303)とは?
「エンティティ303」は、プレイヤーのワールドに侵入し、奇妙な現象を引き起こすとされる謎の存在です。
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正体はハッカー?
エンティティ303は、マインクラフトの運営チームから追放されたハッカーが作ったプログラムの産物だと言われています。 -
攻撃的な行動
プレイヤーの建築を破壊したり、突如としてゲームがクラッシュしたりする現象が報告されています。 -
ヒーローブラインとの関係
エンティティ303がヒーローブラインと同時に現れたという報告もあり、二者が関連している可能性も考えられています。
ヌル(Null)の恐怖
「ヌル」は、影のような姿をした謎の存在で、プレイヤーのワールドに現れることがあると噂されています。
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出現時のサイン
ヌルが現れると、ゲーム内のチャットに「null」というメッセージが表示されると言われています。 -
行動パターン
じっと立ち止まることもあれば、プレイヤーに向かってくることもあります。 -
データ破損との関係
旧バージョンのバグがこの噂の発端になった可能性があります。データが破損した際にキャラクターが消える現象が「ヌル」と結びつけられたのかもしれません。
ウィザーストーム(The Wither Storm)の噂
ウィザーストームは、「Minecraft: Story Mode」に登場する巨大なボスですが、一部のプレイヤーは通常のワールドでも目撃したと報告しています。
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目撃証言
建築物が突然破壊されたり、異常なモンスターが出現したりすると言われています。 -
MODの影響?
実際にはMODやアドオンを導入したプレイヤーが目撃した可能性が高いです。
その他のマインクラフト都市伝説
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ダイヤモンドチキン
青い鶏がダイヤモンドの代わりに卵を産むという噂。エイプリルフールのジョーク要素として一時的に存在しました。 -
ブロンコ(攻撃的な馬)
敵対的な馬が存在するとされる都市伝説。実際には特定のMODに登場するキャラクターの可能性が高いです。 -
月の秘密
ゲーム内の月が時々変化し、不気味な現象が起こるという噂があります。
都市伝説が生まれた背景
マインクラフトの都市伝説が広まった理由には、以下のような背景があります。
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ゲームの自由度
マインクラフトでは何でも作れるため、プレイヤーの想像力が都市伝説を生み出しました。 -
インターネット文化の影響
YouTubeや掲示板で都市伝説の動画や話が広まりました。特にホラー系のコンテンツとして人気を集めました。 -
心理的な影響
未知のものに対する恐怖や好奇心が、こうした噂を信じたくなる要因になっています。ゲームの夜の暗闇や、不意に起こる現象が、プレイヤーの想像力を掻き立てるのでしょう。
まとめ
マインクラフトの都市伝説は、ゲームの面白さをさらに引き立てる要素の一つです。ほとんどがプレイヤーの創作やMODによるものですが、そのミステリアスな雰囲気が多くの人を惹きつけています。
また、都市伝説は、ゲーム内の未解明な現象を説明しようとするプレイヤーの試みでもあります。バグや仕様変更の影響で生まれた話が、いつの間にか都市伝説として広まることも少なくありません。
今後も、新たな都市伝説が生まれ、プレイヤーの間で語り継がれていくことでしょう。
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